6月は内定者フォローや内定式の準備へ移り始めている企業様も多いのではないでしょうか。
新卒採用は「振り返りと次年度への準備」が非常に大切です。
26卒で浮き彫りになった課題を整理し、27卒に向けて対策を講じることが、採用成功を大きく左右します。
この記事では、27卒採用に向けて今やるべき「3つのこと」を解説します。
人事・採用ご担当者の皆さまが次の一手を考えるうえで、少しでもヒントとなれば幸いです。
1.26卒の活動を「データ」と「感覚」で振り返る
まずに取り組んでいただきたいのは、26卒採用活動の「振り返り」です。
といっても、「内定承諾率が低かった」「母集団が集まらなかった」といった感想ベースではなく、データと感覚の両方を活用して棚卸を行いましょう。
主な振り返りポイント
・エントリー数とその質:応募者数は前年と比べてどうだったか?属性は狙っていた層とマッチしていたか?
・選考通過率と辞退率:どこで辞退が多かったか?その理由は明確か?
・内定承諾率:内定後の歩留まりはどうだったか?競合他社に負けた理由はヒアリングできているか?
・媒体・チャネル別効果:どの媒体・経路からの応募が効果的だったか?
面談官・内定者からの声や採用チームの負担感、「なぜうまくいったのか」「なぜうまくいかなかったのか」など言語化し、数値に現れにくい情報も記録しましょう。
言語化しておくことで、27卒の戦略が格段に立てやすくなります。
2.27卒の母集団形成は“前倒し”がカギ
26卒でも顕著でしたが、ここ数年の傾向として、採用の早期化がますます進んでいます。
プレサイトがオープンする前から、スカウト型媒体やインターンを活用したアプローチをすることが主流になりつつあります。
27卒では、さらに「接点の早期化・継続化」が重要となるでしょう。
早期接点の手段
・サマー・オータムインターンの設計と集客
・ダイレクトリクルーティング(スカウト)の強化
・採用広報の戦略的発信(SNSやオウンドメディアなど)
特に理系人材や人気企業を志望する学生は、3年生の夏前から本格的に動き出しています。
そのため、「3月以降に説明会を開いていけばいい」という従来の感覚では、出遅れ=採用敗戦につながるリスクが高いのです。
27卒採用の成功には、夏から年内にかけての母集団形成と、学生との“つながりを切らさない工夫”が必要です。
3.採用チームの体制見直しと「採用代行」の活用検討
26卒の採用活動を終えた今、「人手が足りなかった」「日程調整や連絡対応に追われ、戦略的な動きができなかった」と感じている人事担当者の方も多いのではないでしょうか?
ここでおすすめしたいのが、採用チームの体制見直しと、採用代行(RPO)サービスの活用検討です。
採用代行とは?
採用代行とは、企業の採用業務の一部または全体を、外部の専門業者に委託するサービスです。
以下のような業務を代行してもらうことが可能です。
・応募者対応(メール・電話)
・スカウトメールの配
・面接日程調整
・応募者管理システムの運用補助
・インターンの集客・案内対応 など
採用代行を導入するメリット
・業務の分担により、戦略業務に集中できる
・採用活動のスピードと質を同時に向上
・急な応募数の増加にも柔軟に対応可能
自社で完結しようとすると、どうしてもリソースが足りず、「やるべきこと」が「やれていないこと」に変わってしまうケースが多く見られます。
採用代行をうまく活用することで、人事担当者の皆さまが本来注力すべき“見極め”や“魅了”の部分に時間を割くことができます。
採用代行は「丸投げ」ではなく「伴走型」で活用するのが成功のカギ。小さく始めて効果を見極めるのも一つの方法です。
ー まとめ ー
27卒採用で良いスタートダッシュを切るためには、26卒の振り返りを丁寧に行い、次年度の戦略を練ることが非常に大切です。27卒の採用が皆さまにとってより良い成果に結びつくことを願っております。