
新卒採用の季節が近づくと、説明会や面接、書類対応など、やることが一気に増えてきますよね。そんなときに頼りになるのが、「新卒採用代行サービス」です。今回は、26卒・27卒の採用に向けて、採用代行をうまく活用する方法や、どんな業務を任せられるのかをわかりやすく解説していきます。
そもそも新卒採用代行サービスってなに?
新卒採用代行サービスとは、企業が行う新卒採用活動の一部または全てを、外部の専門会社に委託できるサービスのことです。
たとえば、以下のような業務を任せることができます。
• 学生へのスカウトメール送信
• 説明会の案内・受付
• 面接日程の調整
• 応募者の管理 など
つまり、「手が回らない細かな業務を代わり対応してくれるサービス」とイメージするとわかりやすいですね。
なぜ今、新卒採用代行のニーズが高まっているの?
採用代行サービスの利用企業数が増加している背景はいくつか理由があります。
例えば下記のような理由が挙げられます。
採用活動がますます複雑に
オンライン説明会・動画選考・早期選考など、新卒採用の手法はどんどん多様化しています。人事担当者がすべてを一人で対応するのは、正直かなり大変ですよね。
人手不足で人事が足りない
多くの企業では、人事部の人数自体が少ない傾向があります。「普段の労務管理や社員対応だけで手一杯!」という声もよく耳にします。
新卒採用代行で任せられる主な業務
採用代行は「なんでも丸投げOK」なわけではなく、自社でやるべきところと、外部に任せられるところをうまく切り分けるのがポイントです。以下は、任せやすい業務の例です。
1.母集団形成(スカウト・媒体運用)
ダイレクトリクルーティング(スカウト)やナビ媒体の運用は、時間と手間がかかる作業の代表格です。代行会社なら、ターゲット学生に合わせて文面を工夫し、配信のタイミングまで最適化してくれます。
2.説明会の案内・予約管理
学生への日程案内メール、リマインド、出欠の確認など、説明会まわりの事務作業も委託可能です。Zoomリンクの管理などもお願いできるので、オンライン説明会でも安心です。
3.応募者対応・選考調整
面接日程の調整や連絡対応も、採用代行の得意分野です。スピーディーな対応で学生の満足度が上がり、辞退の防止にもつながります。
4.内定者フォロー
「内定は出したけど、まだ不安があるようで…」そんなときこそ代行の出番。定期的なフォロー連絡や、懇親会の運営もサポートしてくれます。
自社でやるべき業務との切り分けがカギ!
一方で、「絶対に自社でやったほうがいい業務」も存在します。
たとえば、以下が挙げられます。
• 最終面接や意思決定
• 学生との直接の面談(モチベーション確認)
• 自社の魅力発信(カルチャーの説明など)
企業側の熱意や社風が伝わる部分は人事の方が担当されることをおすすめします。
採用代行を選ぶときのチェックポイント
◆実績があるかどうか
「新卒採用」をきちんと理解しているかどうかは超重要です。業界・業種の実績があるかを確認しましょう。
◆コミュニケーションの取りやすさ
担当者とのやり取りがスムーズでないと、結局余計な手間が増えてしまいます。「報告がまめ」「相談しやすい」など、相性も意外と大事です。
◆柔軟な対応ができるか
中小企業やベンチャー企業の場合、採用スケジュールやフローが途中で変更になることも。そんなときに柔軟に対応してくれる会社かどうかも確認しておきましょう。
代行を活用することで、人事は「本来の仕事」に集中できる
煩雑な事務作業を減らし、人事としてもっとも重要な「学生との関係構築」や「採用戦略の立案」に時間を使えるようになるのが採用代行を利用する最大のメリットといえるでしょう。
・志望度を高めるような面談の工夫
・オリジナルコンテンツ(社員紹介・1day仕事体験・インターン等)の企画
・採用データの分析と改善提案
といった「学生と直接コミュニケーション」や効果改善に時間を充てることがきるようになります。
こんな人事担当者さんにおすすめ!
新卒採用代行サービスは、こんな悩みを抱える方におすすめです。
・母集団が集まらず、施策に悩んでいる
・内定辞退が多くて困っている
・人事が一人しかおらず、手が足りない
当てはまる方は、お気軽に弊社へご相談ください!
26卒・27卒の採用活動は、これまで以上にスピードと個別対応が求められます。すべてを一人で抱え込むのではなく、「外部の力を借りる」ことも大切な選択肢です。
採用代行サービスをうまく活用して、人事として本当にやるべき業務に集中していきましょう。