
当社がお手伝いさせていただいている企業の人事担当者様からさまざまなご相談をいただく中で「会社説明会の参加率が低い」とよくお声をいただきます。そこでこれまで採用代行を担当する中で効果があった方法をお伝えします。
会社説明会の参加率を上げるために
1. 会社説明会前のアクションが非常に重要
会社説明会は企業側と応募者側が初めて対面での接点を持つ場となり、企業側が与える印象次第で、応募者が選考に進むか進まないかを左右される非常に重要な機会となります。
しかし、その会社説明会に応募者が予約をしても当日になって不参加になる場合が多くあります。
株式会社マイナビの調査によると、25年卒のエントリーは平均24.1社、説明会参加は平均19.8社となっています。(参考:株式会社マイナビ 『2024年度(2025年卒版)新卒採用・就職戦線総括』)
上記結果からエントリーした学生が必ずしも会社説明会に参加する訳ではないことが分かります。
応募者の参加率を上げるためには会社説明会前のアクションが非常に重要といえるでしょう。
もし御社の説明会参加率が80%を割っている場合は、ぜひ次章で紹介している施策を実践していただくのがおすすめです。
2. 参加率を上げるカギは『○○と○○はセット』
応募者が会社説明会に参加しない理由はさまざまですが、意外にも「予約したことを忘れていた」場合が多く見受けられます。
日々多くの企業にエントリーし、会社説明会に予約するため、複数の企業から毎日のように連絡がある応募者にとっては珍しい出来事ではないようです。
そこで、効果が期待できるのが、会社説明会前のアクションとしてメールと電話の両方を行うこと。
実際の一例として、メールのご案内は開催日1週間前と3日前、お電話でのご案内は開催日3日前に行っている企業様がいます。
ドタキャン防止のためにメールは2回に分けて送るものの、登録されているメールアドレスによっては迷惑メール等の理由で届かない場合や複数のメールに埋もれてしまい、気付かれない場合も…。
万が一メールに気付かない場合でも、電話をかけることで企業側の連絡に気付く応募者も多いです。また、口頭でのご案内は直接コミュニケーションが取れるので応募者に好印象を与える良い機会になります。
電話をかける際の注意点として、
・声色をワントーン上げる
・会話の中で応募者の名前を言う
企業の印象にも左右しますので上記を意識すると親近感を持たれ、さらに効果的です。
メールと電話の両方を行うことで会社説明会の参加率が上がり、お手伝いさせていただいている企業様に大変ご満足いただいております。
近年、応募者にとって就職活動が楽観視されている新卒採用市況。
いかに企業の人事担当者が手を動かし、ファーストアクションを起こせるかが新卒採用における要となっています。
単純で手間がかかる業務こそが企業側と応募者をつなげるチャンスです!
会社説明会の参加率を上げるべく、ぜひ今回ご紹介した方法を実践してみてはいかがでしょうか。
人手が足りない際はぜひ当社へお気軽にご相談ください。