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【人事担当者必見!】 採用代行のメリット・デメリット

【人事担当者必見!】 採用代行のメリット・デメリット

採用代行(RPO: Recruitment Process Outsourcing)は、企業の採用活動の一部またはすべてを外部に委託するサービスです。特に新卒採用においては、応募者対応から面接設定まで多岐にわたる業務を抱えることから、効率化や質の向上を目指して採用代行を活用する企業が増えています。本記事では、新卒採用における採用代行の利点と課題を詳しく解説します。

新卒採用には、応募者対応や選考プロセスの管理、フォローアップといったさまざまなタスクが含まれていますが、これらの業務は必ずしも自社で行う必要はありません。
採用代行を活用すれば、応募者管理やスケジュール調整といった事務作業を代行業者に任せられるため、採用担当者は面接や内定者フォローといったコア業務に集中できます。これにより、限られたリソースの中で応募学生との質の高いコミュニケーションを実現することができます。

2. 採用のプロによるサポート

採用代行業者は多様な業界や企業の採用支援を行ってきた豊富な経験とノウハウを持っているため、自社での採用活動に最新のトレンドやデータ分析を取り入れることができます。特に新卒採用においては、最新のトレンドやその年の学生に合わせたアプローチが重要であり、プロのサポートを受けることでその知見や成功事例を取り入れることができます。これにより、自社だけでは難しい採用手法の展開が可能となるでしょう。

3. コスト削減が可能

新卒採用の繁忙期には通常の業務に比べて工数が増えるため、ピーク時に限って採用代行を利用する企業も少なくありません。採用担当者を増やすことで生じる固定費を抑えつつ、必要な時期のみ短期契約で外部に依頼することで、コスト効率の高い運用ができます。また、特定の業務だけを委託するなど、コストを柔軟に調整することができる点も魅力の一つです。

4. 応募者への迅速な対応で信頼度が向上

採用代行によって選考結果の通知や日程調整などの対応を効率化することで、学生へのレスポンスが早まり、企業に対する満足度や信頼度の向上につながります。また、担当者が面接や懇親会など学生とのコミュニケーションの場に集中できるため、内定辞退率の低下にもつなげることができます。

1. 採用ノウハウの蓄積

採用代行を利用することで、採用プロセスに関するノウハウが社内に蓄積されにくくなるというリスクがあります。特に採用活動全般を委託している場合、社内外の突発的なトラブルに素早く対応することが難しくなります。サポートを受けながらも、自社に採用のノウハウを蓄積していくことでこのリスクを軽減することが必要だといえます。

2. 学生とのコミュニケーション不足

面接や説明会などを代行業者に任せる場合、学生との直接的な関わりが減少し、企業側と応募者の信頼関係構築や、企業文化の伝達に問題が生じる可能性があります。学生の志望度を高く保つためにも、代行を依頼する業務の精査や、代行業者との密なコミュニケーションを通した認識のすり合わせが必要となります。

1. 目的やゴールを明確にする

採用代行を導入する際には、まず「なぜ採用代行を利用するのか」という目的を明確にしましょう。例えば「採用担当者の負担軽減」や「新しい採用手法の導入」など、具体的なゴールを設定することで、代行サービスとの認識のズレを防ぐことができます。

2. 業務範囲の明確化

どの業務を社内で担当し、どの業務を外部に委託するのかを事前に明確にすることも重要です。面接や内定フォローといった企業の「顔」となるコア業務は自社で担当し、選考の連絡や日程調整などのノンコア業務を委託するなど、業務範囲を明確に分けることで採用の質を維持、または向上させることができます。

3. 定期的なコミュニケーションとフィードバック

採用代行を導入した後も、定期的にコミュニケーションを取り、進捗状況を確認することが重要です。また、採用活動の効果測定や改善点の共有を行い、代行業者との連携を深めることで、より効果的な採用活動が期待できます。

新卒採用における採用代行の活用は、企業にとって効率化やコスト削減などのメリットがある一方、ノウハウの蓄積やコミュニケーション不足といった課題も存在します。代行業者との密なコミュニケーションを通して課題をクリアし、効果的に採用代行を活用することで質の高い採用活動を実現することができます。ご興味ある方はぜひ当社の採用代行サービスもご検討ください。